2026年10月9日(金)公開の映画「汝、星のごとく」。
凪良ゆうさんの本屋大賞受賞作を、横浜流星さんと広瀬すずさんのW主演で実写映画化した話題作です。
瀬戸内の美しい島を舞台に、孤独を抱えた男女が出会い、惹かれ合いながらも、人生のさまざまな岐路に立たされていく――。
15年にわたる愛と人生の選択を描いた物語ということで、若い世代だけでなく、大人になった今だからこそ感じるものがありそうです。
今回は、映画「汝、星のごとく」のキャストやあらすじ、主題歌などを紹介しながら、50代の私が感じた作品の魅力についても考えてみました。
映画「汝、星のごとく」はどんな作品?
「汝、星のごとく」は、凪良ゆうさんの同名小説を原作とした映画です。
原作小説は2023年に第20回本屋大賞を受賞し、累計発行部数は170万部を突破。
映画では『正体』などの藤井道人監督がメガホンを取り、脚本を安達奈緒子さんが担当しています。
映画「汝、星のごとく」基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公開日 | 2026年10月9日(金) |
| 原作 | 凪良ゆう「汝、星のごとく」 |
| 監督 | 藤井道人 |
| 脚本 | 安達奈緒子 |
| 主演 | 横浜流星・広瀬すず |
| 主題歌 | RADWIMPS「夕星−ゆうづつ−」 |
| 上映時間 | 135分 |
| レイティング | PG12 |
| 配給 | 東宝 |
上映時間は135分。
少し長めではありますが、15年間という長い年月を描く物語だからこそ、2人の人生をじっくり見届けられる作品になっているのではないでしょうか。
「汝、星のごとく」映画のキャスト・登場人物
主人公の2人を演じるのは、横浜流星さんと広瀬すずさん。
さらに、2人を取り巻く人物として、松村北斗さん、中村アンさん、濱田岳さん、尾野真千子さん、木村佳乃さん、石田ゆり子さん、長谷川博己さんら豪華キャストが出演します。
| キャスト | 役名 | 役柄 |
|---|---|---|
| 横浜流星 | 青埜櫂 | 漫画原作者を目指す青年 |
| 広瀬すず | 井上暁海 | 島で家族を支えながら暮らす女性 |
| 松村北斗 | 久住尚人 | 櫂とともに夢を追う仲間 |
| 中村アン | 二階堂絵理 | 文芸編集者 |
| 濱田岳 | 植木渋柿 | 漫画編集者 |
| 尾野真千子 | 青埜ほのか | 櫂の母 |
| 木村佳乃 | 井上志穂 | 暁海の母 |
| 石田ゆり子 | 林瞳子 | オートクチュールの刺繍作家 |
| 長谷川博己 | 北原草介 | 櫂と暁海を見守る高校教師 |
横浜流星が演じる青埜櫂
櫂は、漫画原作者になるという夢を持つ青年。
瀬戸内の島へ転校してきたことで暁海と出会い、2人は互いの孤独を埋めるように惹かれ合っていきます。
その後、夢をかなえるために櫂は上京。
一方で、暁海は家族のために島に残ることになります。
同じ夢を見ているようでいて、選ぶ道は少しずつ違っていく。
この「夢を追うこと」と「大切な人を守ること」の間で揺れる姿は、映画の大きな見どころになりそうです。
広瀬すずが演じる井上暁海
暁海は島で生まれ育ち、母と暮らす女性。
刺繍が好きで、それを仕事にしたいという思いを持っています。
櫂と出会ったことで人生が大きく動き始めますが、家族の事情から島に残ることを選びます。
「自分の夢」と「家族のためにすること」。

どちらか一方を簡単に選べないところに、暁海という人物の切なさがあるように感じます。
石田ゆり子さん演じる林瞳子にも注目
そして、私が特に気になっているのが、石田ゆり子さん演じる林瞳子です。
林瞳子は、オートクチュールの刺繍作家。
自立した生き方をしている女性で、暁海が憧れを抱く存在です。
ただし、暁海の父親の不倫相手でもあるという、少し複雑な立場の人物でもあります。
今回の役では、これまでとはまた違った雰囲気を見せてくれそうで、そこにも期待しています。
公式サイトによると、石田さんは瞳子を演じるために髪をかなり短く切り、さらに劇中の刺繍を学ぶため、リュネビル刺繍を一から教わったそうです。
「自立した女性」という言葉だけでは表現できない、瞳子の複雑な部分を石田さんがどう演じるのか。
暁海にとって「憧れ」と「憎悪」という相反する感情を呼び起こす人物だからこそ、かなり印象に残る役になりそうです。
そして、50代になった今の私には、こうした「自分の人生を自分で選んで生きている女性」という等身大の女性の存在が、とても気になります。
若い頃には気づかなかった魅力を、年齢を重ねた今だからこそ感じられることもありますよね。
「汝、星のごとく」映画のあらすじ
物語の舞台は、美しい海と空が広がる瀬戸内の島。
島に転校してきた高校生・櫂と、島で生まれ育った暁海は、どちらも家庭に恵まれず孤独を抱えていました。
そんな2人は出会い、お互いが唯一の心の支えとなって恋に落ちていきます。
しかし、やがて2人の人生は別々の方向へ。
櫂は夢をつかむために上京し、暁海は家族を支えるために島に残ります。
離れて暮らすことになった2人には、距離だけではなく、さまざまな「選択」が迫られることに。
それでも互いを思う気持ちは消えず、17歳から32歳までの15年間、2人の人生は交差し続けます。
果たして、最後に2人が選ぶ道とは――。
ここから先は、映画を観て確かめたいところですね。
主題歌はRADWIMPS「夕星−ゆうづつ−」
映画の主題歌を担当するのはRADWIMPS。
書き下ろし楽曲「夕星−ゆうづつ−」が、櫂と暁海の15年間を彩ります。
タイトルにある「夕星」は、夕暮れ時に見える星のこと。
離れていても、心のどこかで相手を照らし続ける2人の関係を考えると、とても作品に合ったタイトルに感じます。
RADWIMPSの野田洋次郎さんは、この作品から「自分の幸せは自分で決めることができる」という希望を受け取ったとコメントしています。
映画の映像と一緒に聴くと、また違った印象になりそうです。
「汝、星のごとく」は人生の選択について考えさせられる映画?
予告や作品情報を見ていて、私が一番気になったのが「人生の選択」というテーマです。
人生には、何度も「こちらを選んだら、もう一方は選べない」という場面があります。
- 仕事か家庭か。
- 夢を追うか、今いる場所を守るか。
- 自分の幸せを優先するか、誰かのために生きるか。
若い頃は「正解を選ばなければ」と思ってしまいがちですが、50代になった今振り返ると、人生には正解がひとつだけとは限らないように思います。
そのときは間違いだと思った選択が、何年も経ってから「あれでよかった」と思えることもあります。
だからこそ、「愛する人のために、人生を誤りたい」という作品の言葉が、とても心に残ります。
一見すると少し不思議な言葉ですが、そこには「世間から見て正しい人生」ではなく、「自分が大切だと思うものを選ぶ人生」という意味もあるのではないでしょうか。
私自身も50代になって、新しいことに挑戦しています。
もちろん、「もっと早く始めていれば」と思うこともあります。
でも、今だからこそ挑戦してみたいと思えることもある。

そんなふうに考えると、櫂と暁海の物語は、若い2人だけの恋愛物語ではなく、年齢を重ねた私たちにも問いかけてくる作品なのではないかと思います。
映画「汝、星のごとく」は10月9日公開
映画「汝、星のごとく」は、2026年10月9日(金)に公開されます。
横浜流星さんと広瀬すずさんが演じる、櫂と暁海の15年にわたる愛。
そこに松村北斗さん、中村アンさん、濱田岳さん、尾野真千子さん、木村佳乃さん、石田ゆり子さん、長谷川博己さんという豪華キャストが加わります。
主題歌はRADWIMPSの「夕星−ゆうづつ−」。
そして、瀬戸内の美しい風景。
予告を見ただけでも、切なさと美しさが同居した映画になっていることが伝わってきます。
私自身は、石田ゆり子さんが演じる林瞳子が、暁海の人生にどのような影響を与えるのかも気になるところ。
そして何より、15年間という長い時間を生きた櫂と暁海が、最後にどんな答えを選ぶのか。
「正しい人生」ではなく、「自分にとって大切な人生とは何なのか」。
映画を観終わったあと、そんなことを静かに考えてしまいそうな作品です。
公開はもうすぐ。
秋の夜に、じっくり観てみたい映画のひとつになりそうです。



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